Dazzle room -幻惑の世界とその住人たち-
映画に関するあれこれ
☆ネタバレ注意!!

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空気人形


2009年 9.26公開
監督・脚本・編集:是枝裕和 

第62回カンヌ国際映画祭のある視点部門で上映
原作 業田良家の『ゴーダ哲学堂 空気人形』(小学館刊)。 

“心をもつことは、切ないことでした”

ペ・ドゥナ:空気人形・のぞみ 
ARATA:レンタルビデオ店員・純一 
板尾創路:人形の持ち主・秀雄 
高橋昌也:老人・敬一 
余貴美子:受付嬢・佳子 
岩松了:レンタルビデオ店長・鮫洲 
星野真里:過食症・美希 
寺島進:派出所警官・轟 
オダギリジョー:人形師・園田 
富司純子:未亡人・千代子 



第19回日本映画プロフェッショナル大賞(2009年) 主演女優賞:ペ・ドゥナ 

第19回東京スポーツ映画大賞(2009年) 主演女優賞:ペ・ドゥナ 

第24回高崎映画祭(2010年) 最優秀作品賞、
最優秀主演女優賞:ペ・ドゥナ、
最優秀主演男優賞:ARATA、
最優秀助演女優賞:星野真里、
最優秀助演男優賞:オダギリジョー 



ネタバレ注意。

これからDVDで観ようと思われている方は、ご了承のほど。







公開前に結構、TVで宣伝していた。
いいのか?!とも思った。
だって、空気人形・・・
ラブドールよぉ〜!!

数年前、秋葉原へ行って、そのお人形があるビルの一階ショーウィンドウに飾られていた
美少女のお人形(人間の等身大)を見たのを思い出した。

それは、アニメに描かれた美少女がそのまま人間の大きさになった感じ
だから決して、人間ではありえない、
もちろんDOLLなのだから人間ではないのだけど、美しさが不自然なのだ。

この映画の中で韓国の女優ペ・ドゥナ譲は、見事なまでにそのリアリティに欠ける
美少女を演じていた。

プロモーションの番組の中で監督もおっしゃっていたが、
彼女の美しさとたどたどしい日本語が人形ぽくていいと・・・。

最初は、人間ぽくなかったのがだんだん人間になっていくさまが良かった。
お人形だったから、持っている服が皆、コスプレで、
メイドの服も、ナース服もどれも超ミニだったり、透けていたり・・・
人間のそれとは違って、「お人形さんのお洋服」という感じ。
そこのところ、演出、美術、衣装が素晴しいなと思った。

あと、部屋の中でふわふわ浮いてしまうところが可愛かった。


えぐいこと?も書いておきましょう。

ああいうお人形さんにはエンがないので、
ああそうなのか、そういうつくりになっているのか・・・と・・・。

ことを終えた持ち主が1人、
「それ」をごしごし洗っているシーンがなんともいえなかった。
(夢から現実に戻されるような・・・。無表情の板尾さんの演技が良かった)
そして人形が、自分自身で泡一杯にして洗うシーンもまたなんともいえなかった。
かわいそうで・・・。

どういういきさつかは、省略してあるけど、親切と思っていたレンタルビデオ店長(岩松了)
が酷いやつだったのだ。


その他に心に残ったのは、人形が人形師(オダギリジョー)のところへ行くシーン。


あれ「ブレードランナー」へのオマージュよね?!

レプリカントが作者のもとへ行くシーン。
あの映画の中にもラブドールなレプリカントが出てきたし・・・。

台詞も似ていた。

レプリカントは辛いことをたくさん目にしてきた。
それを作者に語るシーン。


自分と同じ顔した人形が悲しそうな顔をして捨てられているのを、のぞみ(ペ・ドゥナ)が
観ていると、人形師が言う。

皆同じ顔に作ったはずなのに、ここに帰ってくる時は
皆違う顔して戻ってくる・・・。

この映画では、オダギリジョー扮する人形師が、人形に聞く。

みてきた世界はどうだったか

のぞみは、決して悪くなかったことを告げ、帰っていく。


しかし、本当の恋(?)に出会えたと思ったのも束の間、
その相手(ARATA)もまたアブノーマルだった。
(元の持ち主=板尾創路もアブノーマルと思う)

ARATAさん、「蛇にピアス」で変態な役だったけれど、
この映画でも、やはり変態でした。
最初のうちは、心の優しい青年かと思ったのですが・・・。

かなり長い映画なんですよね、
ちょっと最後のほうはだらだらとしていて
もう少し短くてもいいんじゃないかなぁと思いました。
途中まではいい感じのスピードで観れたのですが・・・。

それに有名な人々がたくさん出てきすぎ。(脇役なのに)


変態の恋人ですが、なぜあんなことになったのか
よくわからなかった。

自殺?
それとも人形が誤って殺したの?

人間は燃えるゴミ、と思う人形ならではの解釈がせつなかった。


そしてラストは・・・・

うーん・・・・

いいのでしょうかね??
あれで

原作を読んでないので、なんですが・・・


私は好きなラストではなかったなぁ・・・


2013 11月

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