Dazzle room -幻惑の世界とその住人たち-
映画に関するあれこれ
☆ネタバレ注意!!

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ラスト、コーション


ラスト、コーション(2007)
LUST, CAUTION
色・戒

上映時間 158分
製作国 中国/アメリカ
初公開年月 2008 2.2

監督: アン・リー
製作: ビル・コン アン・リー ジェームズ・シェイマス
原作: チャン・アイリン
『ラスト、コーション 色・戒』(『アイリーン・チャン短編集』所収)

ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞

出演: トニー・レオン・・・イー
タン・ウェイ・・・ワン・チアチー(マイ夫人)
ワン・リーホン・・・クァン・ユイミン
ジョアン・チェン・・・イー夫人
トゥオ・ツォン・・・ホァ ウー
チュウ・チーイン・・・ライ・シュウチン
チン・ガーロウ・・・ツァオ
クー・ユールン・・・リャン・ルンション
ガオ・インシュアン・・・ホァン・レイ
ジョンソン・イェン・・・オウヤン・リンウェン(マイ氏)

その愛は、許されるのか?

1942年、日本軍占領下の上海と香港が舞台・・・
それだけで浪漫・・・
私の中では寺山修司氏の描く世界と混同してしまう
(「上海異人娼館」とか浮かんでしまう・・・)

 暗く重くのしかかる戦争。
当然、ここでは日本は憎まれているわけで、抗日運動をしている登場人物たちの台詞がグサグサくる。
ヒロインのワン・チアチー(タン・ウェイ)は、想いを寄せる人のために日本軍と手を組む祖国の裏切り者の男、イー(トニー・レオン)を暗殺すべく、色仕掛けで接近していく・・・映画を観る前は、007に描かれるボンドガールとか日本では「くのいち」みたいなものかななどと思ったのだけど、それは全くの間違いで、もっともっとスリリングなものだった。

 男と女の心理戦・・それは極限の愛。
「愛の嵐」や「ブルーヴェルヴェット」に描かれた倒錯の愛にも似ている。
それと、桐野夏生氏の小説「OUT」の中の主人公と彼女を執拗なまでに追う男との廃屋での性愛描写を思い出した。
本当は憎んでいるはずなのに、なぜかひかれる不可思議な現象。

 それにしても、愛国精神のためにまだヒロインはヴァージンだったのに、好きな人とではなくただの同志、しかも商売女しか知らない男とSEXの練習するの、かわいそうだと思った。
21世紀の今でも自爆テロを志願する若い人々がいっぱいいるからそれと大差ないのだろうか?
つくづく戦争がどんなに愚かで悲しいものかと思わされた。

 そこだけクローズアップされた過激なシーンだけれど、これはヒロインといつ暗殺されるかもしれない身の用心深い男との心理を描くのに大切なシーン。
心の葛藤は言葉では表せないから、視覚にしたらああなるのかも。
ヒロインがどういう思いで暗殺したい相手とからだを重ねているのか、同志のボスと想いを寄せている人に語るシーンがあるのだけれど、それを聞かされた男達は、「もういい」と言って聞くことを拒否する。
でも、聞けよ!って感じ。
彼女の思いがものすごくわかった。
もしかしたら女にしかわからないかも、なんて思ったりなんかして・・・。
監督は女性???
女性の気持ちがしっかり描かれているところがすごい!!と思った。

 158分という長い作品、
冒頭のつかみの部分から物語りは急に四年前・・・となる。
ああ、ここから四年さかのぼるわけね・・・
で、ヒロインたちの学生時代・・・
そして四年の歳月を経て、なおも続いていた祖国を裏切る者への復讐心。
(復讐じゃないか、なんていうの?)
 そしてまた冒頭部分へとつながる・・・
うーん・・・すごい・・・

 ああ、でもラストは・・・
あんな?
個人的にはもっと華々しいラストがよかったわ。
だけど、ああいうラストでないとだめなのかもね。

 だけど、なんのために毒薬、服にひそませてたのさー
皆、使わなかったじゃないのー!!

 驚いたことにヒロインのタン・ウェイって女優さんは新人らしいのね、
そう思わせない大胆な演技。
(中国の俳優知らないから知らないんだけれど)驚いた。
ナチュラルメイクだととても可愛らしいけれど、お化粧すると妖艶。
お尻が可愛かった。

 トニー・レオンは、「2046」に出てた人よね?
(あの映画でも綺麗な人とエッチしまくってたなー・・・)
・・・なんかちょっとふけちゃったわ、で、あんまりかっこよくない・・・
なんて思ってしまった(^^;

 そして、タイトルの「ラスト コーション」
このコーションは何にかかるの?
何を意味するのでしょう??
(コーションも色々意味あるしね)
(最後に「逃げて」と言ったところ?)・・・・

2008 3.26

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合作 * comments(0) * trackbacks(0) * かんな・Lacey
今後のラインナップ
L change the WorLd
・・・は、どうしよう
観にいかないと終わっちゃうよねぇ・・・

マイ・ブルーベリー・ナイツ
  ウォン・カーウァイの色彩感覚、くさくならないせつなさ、が好きなので。

スパイダーウィックの謎
 妖精と魔法ものだから

ナルニア国物語 カスピアン王子の角笛
インディ・ジョーンズ

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ライラの冒険 黄金の羅針盤


THE GOLDEN COMPASS
上映時間 112分
製作国 アメリカ
初公開年月 2008/03/01

監督: クリス・ワイツ
原作: フィリップ・プルマン 『黄金の羅針盤』(新潮社刊)
出演:
ダコタ・ブルー・リチャーズ・・・ライラ・ベラクア
ニコール・キッドマン・・・コールター夫人
ダニエル・クレイグ・・・アスリエル卿
エヴァ・グリーン・・・セラフィナ・ペカーラ
サム・エリオット・・・リー・スコーズビー
サイモン・マクバーニー・・・フラ・パベル
ジム・カーター・・・ジョン・ファー
ベン・ウォーカー・・・ロジャー
トム・コートネイ・・・ファーダー・コーラム
クリストファー・リー
ジャック・シェパード
マグダ・ズバンスキー
クレア・ヒギンズ
チャーリー・ロウ

その針は教えてくれる。

 ライラの”大冒険 ”かと思っていたら”冒険”。
スケールの大きさは「大冒険」だと思うんだけど・・・

 大切なともだちを救うため、何事にも勇気を持って立ち向かっていくライラ、
誇りを失ったよろい熊は、ライラによってかつての勇士の心を取り戻し、一緒に冒険に立ち向かってゆく・・・
 こんなふうに書くと学校推奨、道徳感あふれる子ども向きアドベンチャーのようだけど、私は感動で涙まで出た(笑)
 良いたとえではないけれど、魔法ものが好きな私はハリーポッターと同じ感覚で楽しんだ。舞台もイギリス(オックスフォード)だし。
パラレルワールドっていうのも好み。
(蛇足だけど、ハリーポッターを素直に観れない人、あんなの子ども向きだ・・・という人がいたけど、そんな人とは仲良くなれなさそう)

 映画の料金て一律だけれど、自分の中で面白い、つまらないってある。
もし、基準と金額の上限を設けて、この映画なら正規の金額を払ってもいい、この映画はいくら・・・ってことだとしたら、過去にも優れた映画はたくさんあるけれど、私はこの映画を基準に決めたいと思った。
(面白いからこの映画に倍額出すとは言わない(^^;)

 映画が終わるとエンドロールみずに席立っちゃう人多いけれど、私はいつも最後まで座っている。
 観ても全部なまえを読みきれないけれど、でも映画の余韻も楽しもうよ、って思う。
 この日も同じく。
しかし一体何分続くの?と思うほどのエンドロール、スタッフの多さ・・・これだけ多くの人間と最新技術を駆使して出来上がった世界なんだなぁ、お金がかかっているんだなぁ・・・と感慨深いけれどやはり感動。
 なんたって、エンディングの曲は、このために書き下ろしのケイト・ブッシュ「ライラ」!!
 観にいく何日前まで知らなかったの。オフィシャルサイトのスタッフのところを見ても書いてないし・・・。だから、おっきなスクリーンでなまえを観たいって思った。
 最後の方にようやく出てきた。それ観てまた感動。
 他の人(帰っちゃった人)は、別に気にならないのかなぁ・・・。

 一万五千人の中から選ばれたというライラ役のダコタ・ブルー・リチャーズちゃんが
とにかく可愛い!!
劇中着ているお洋服も可愛いし、それがどれも似合っていて可愛い。
寮にいた時のエプロンドレス、寒い場所へ行った時のコートやブーツ、帽子も
ぜーんぶ可愛い!!
お芝居もこれがはじめてとは思えないほどの堂々たる演技!!
おてんばなだけでなく知的で勇気ある少女を好演。
 来日した時の映像みたときは、ずいぶん大人になっちゃったなって感じ。
原宿で買ったというパンクぽいロリ服=タータンチェックにレースのミニワンピース姿も似合っていて可愛かったけれど、色っぽいんだもん。
映画ではこどもだったのにー
 成長した姿も期待だけれど、ライラは12歳の女の子のままでいっきに作って〜
このあとニ作あるというんだけど、どんどん育っちゃう・・・
ま、ムリな話ですけど・・・

 ニコール・キッドマンの美しさは話題の一つだし、実際観なくとも
周知のことだけど、私が好みなのは、エヴァ・グリーン。
セラフィナ・ペカーラという推定300歳の魔女役。
登場のシーンが神秘的。戦いのシーンも優雅。
撮影技術が素晴らしいということをさしひいても美し〜。

 いい大人がすっかりはまりきっちゃうほどの素晴らしい作品。
あなたのダイモンは何?って、知りたくて、20の質問にも答えちゃったわ。
さすがにそれ、ここにはるのもなんだわねぇ・・・って、やめたけど。

ダイモン?
何それ?
って方は、
1.映画を観る
2.もしくは、↓へどうぞ
http://goldencompassmovie.com/ 不親切なのではないの、
ライラの世界での話なので、真面目に説明するのもなんなので・・・

あなたのダイモンわかったら、教えてね。
ちなみに私はトラでした。
名前は・・・忘れた、なんかよく読めなかった(^^;

2008 3.5

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エリザベス:ELIZABETH: THE GOLDEN AGE


上映時間 114分
製作国 イギリス/フランス
初公開年月 2008/02/16

敵は、外にも中にも──
そして私の心にも。


出演: ケイト・ブランシェット・・・エリザベス女王1世
   ジェフリー・ラッシュ・・・フランシス・ウォルシンガム
   クライヴ・オーウェン・・・ウォルター・ローリー
   リス・エヴァンス・・・ロバート・レストン
   ジョルディ・モリャ・・・スペイン国王フェリペ2世
   アビー・コーニッシュ・・・ベス・スロックモートン
   サマンサ・モートン・・・スコットランド女王メアリー
   トム・ホランダー
   エディ・レッドメイン
   アダム・ゴドリー

 なんかこれ昔やったよね?ディレクターズカット版とかそーゆーの?!・・・と
思わず考えてしまった。
うーん、違いがよくわからない。
やはり同じ人=ケイト・ブランシェットだし、
ヴァージン・クイーン25歳だし・・・

 腹違いの姉がいて、それはメアリーで、エリザベスは彼女によってロンドン塔に幽閉されていて・・・というのが1998年公開のエリザベス(もう10年も前の作品なのか!!)
ゴールデンエイジの方はメアリーが幽閉されている・・・
 続編らしい。
うーん、イングランド史をちゃんと知らないとよくわからないわ、
 誰がどうして裏切ったのか、 密書のやりとりをするのだけど、
メアリーが捕らえられたところがよくわからなかった・・・というか
ついていけなかった(^^;

◆プロテスタントかカトリックか・・・って宗教のからんだ戦い。
いつも地下の薄暗いところで赤い布洗濯している(染めている?)カトリックが
暗くて、邪宗のように描かれていて、ちょっとダヴィンチ・コードに出てきた
変わった宗派を思い出した。

◆拷問の様が残酷。
いや、しかし、かつてこーゆーことが行なわれていたわけよね、
ちゃんと拷問器具が残ってるんだから。
公開絞首刑や首切りもやだなー・・・

◆ケイト・ブランシェットの誇らしく気高い女王が見事。
だけど、かわいそう。
皆にヴァージン、ヴァージンて言われて
好きになった人とも頼んでキスしてもらった以外何もなく、
召使にとられてしまうし・・・

◆イングランド海軍vsスペイン無敵艦隊の壮絶バトルは圧巻。

2008.2.27

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チーム・バチスタの栄光


上映時間 120分
初公開年月 2008/02/09

監督: 中村義洋
出演:竹内結子 田口公子
  阿部寛 白鳥圭輔
  吉川晃司 桐生恭一
  池内博之 鳴海涼
  玉山鉄二 酒井利樹
  井川遥 大友直美
  田口浩正 羽場貴之
  田中直樹 氷室貢一郎
  佐野史郎 垣谷雄次
  野際陽子 藤原看護師
  平泉成 黒崎誠一郎
  國村隼 高階権太

 犯行現場は、半径10cm。この7人の中に、いる。

 医療の知識など皆無の私、この映画で初めて「バチスタ手術」なるものを知った。
拡張型心筋症に対する手術で成功率60%といわれるたいへん難易度の高い手術。
ゴッドハンド、ブラック・ジャックの世界だわ。

 この難易の高い手術を成功させている医師がなぜか立て続けに術中死させてしまう。
 医療ミスか、故意か?

 内部調査を依頼されたのが、心療内科医の田口、そしてそこに厚生労働省から白鳥(阿部寛)がやってくる・・・

 阿部寛さんのお芝居は、ドラマは「トリック」、映画の「はいからさんが通る」と「人でなしの恋」「トリック」「魍魎の箱」しか観たことないのだけど、どうしても私の中からはトリックの上田さんが消えない。
 なので、この映画で破天荒ぶりを繰り広げる白鳥はトリックの上田教授とかぶる。
 それが面白いんだけどね。
 一方、田口を演じる竹内結子さんは、「凍りついた夏」(だったかな?何年も前のテレビドラマ)の印象がずっと残っている。いじめられっこの美少女役。
 その美少女が、すっかり大人の女性になったなーって印象(今の方が美しくなったっていう人の方が多いけど、私は結婚当初の頃が好きだったなぁ)。

 心療内科医はほんと大変!!かわいそう、こっちが病気になりそう・・・で、最後にはキレちゃうんだけど、患者さんたちがフォローしてくれるのが救われてる。

 なんだか本題とずれてるか・・・
でも、言っちゃったら、ネタバレですから、

この先、ネタバレ注意


犯人は誰か、ですから・・・
そう、これは事故ではない、あきらかに殺人・・・・
それぞれに怪しい人物達・・・

ラスト部分はちょっと長すぎ、もすこし短くてもよかったかな
エンディングの曲はいらない。全然作品と合ってないと思った。
 家帰って、ニュースみたら、ああ、あったなーって事件の裁判のことがやっていて
なんだかリアルタイムだわー
急変のM。

 どうしても監督の他の作品が気になってしまう。
 中村義洋監督は「アヒルと鴨のコインロッカー」を撮った方。これ観たかったのに、観過ごしてしまった映画・・・残念。

2008.2.27

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スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師


117分
アメリカ
初公開年月 2008/01/19

監督: ティム・バートン
出演: ジョニー・デップ/スウィーニー・トッド
ヘレナ・ボナム=カーター/ ミセス・ラベット
アラン・リックマン/ ターピン判事
ティモシー・スポール/ バムフォード
サシャ・バロン・コーエン/ ピレリ
エド・サンダース/ トビー
ジェイミー・キャンベル・バウアー
ローラ・ミシェル・ケリー
ジェイン・ワイズナー

 いらっしゃいませ。 そして、永遠にさようなら。

 ジョニー・デップとティム・バートンによるミュージカルホラー。
 ミュージカル・・・ジョニー・デップ来日時のインタビューを見たら、彼は「歌う」ということに少々抵抗があったように見受けられた。さてその歌声は?
・・・いいんじゃないですか?

 19世紀のロンドン。霧深い港、暗い街並み・・・コントラストの強いモノクロに、あとから着色をほどこしたような、色合い。耽美でデカダンで好み。スリーピー・ホロウを思い出す。
 ミセス・ラベット のヘアメイクも衣装も素敵。
 娼婦チックで、こちらは「ロッキーホラーピクチャーショウ」のマジェンタみたい。

 あれは、監督のエクスキューズなのでしょうか?
 ストーリーは、冒頭の・・・タイトルロールでよいの?監督とか出演者の文字が出てくるシーン・・・で、すでに語られていたのでミセス・ラベットが、うちのパイ屋ははやらないのにミセスなんとかのお店ははやってる、なぜなの?などと歌う前から、わかっちゃったわ。
 スウィーニー・トッド が第一の殺戮を犯して、二人で今後のことを歌い踊ったら、他のお客さんもくすっとい笑ってらした。
 トッドと船旅を共にした青年が、すわ復讐!という時にバッドタイミングで登場したところで、皆が「ああ・・・」と小さなためいき。そりゃ映画はじまって間もなく復讐が成功するわけない。困難があって、それでもさぁてどうやって復讐するか・・・なのだけど、あまりにも・・・ね、監督だか脚本だか、うまいなー。(それにしてもあの青年役の人、面白かった)
 しかし映画館内には、生の舞台をみているような緊張感が漂っていた。
それはおそらく台詞から自然に入る歌と想像を越えた殺戮シーンの連続だから??
私の側の女性の何人かは、スィーニー・トッドがカミソリを振り上げる度に顔をスクリーンからそむけてらした。
 私が観た時の館内は、そんな感じ。
 
 悲劇だわー
 不条理だわー
 ジョニー・デップはたんなる殺人鬼ではなく悲哀を持った男、スィーニー・トッドを演じたという。それが滲み出ていた。スィーニー・トッドに同情しちゃうわ。
 でも、ミセス・ラベットの悲しい心の内もわかってね、って感じ。
 最初から物乞いが何度も何度も出るわけないでしょう、早くきづけよ、とも思ったりなんかして、やだわ、これじゃあまるで、お芝居と現実がごっちゃになっちゃってる人みたいじゃないの!と自分自身にツッコミコミ入れたりなんかして・・・うん、映画って娯楽、こうでなくっちゃ!

 「コープスブライド」の声や「チャーリーとチョコレート工場」、「不死鳥の騎士団」にも出演のヘレナ・ボナム=カーターのこと調べたら、お爺様は伯爵、父は銀行頭取、母は精神科医・・・の上流階級出身らしい。
そしてティム・バートン監督のパートナーだそう。なるほど。

2008 1.

オフィシャル・サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/sweeneytodd/


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タロットカード殺人事件


上映時間 95分
イギリス/アメリカ
初公開年月 2007/10/27
監督: ウディ・アレン
出演: スカーレット・ヨハンソン /サンドラ・プランスキー
ヒュー・ジャックマン/ ピーター・ライモン
ウディ・アレン /シド・ウォーターマン
イアン・マクシェーン /ジョー・ストロンベル
チャールズ・ダンス /マルコム氏
ロモーラ・ガライ /ヴィヴィアン
フェネラ・ウールガー /ジェーン・クック
ジュリアン・グローヴァー/ ライモン卿
ヴィクトリア・ハミルトン /ヤン

恋の行方も、犯人も、
タロットカードだけが知っている…。


 久々のウディ・アレン作品。
 あいかわらずのキャラクターで登場したウディ・アレンは、ずいぶんおじいちゃんになっちゃったなーって印象。
 そりゃ、ま、そうだわね、私が最初に観た作品は「アニー・ホール」なのだけど、なんと30年前の作品だった!!
 それでも彼らしいウィットやアイロニーは健在。それが小気味いい。
 ヒロインのスカーレット・ヨハンセンが美しい。最初はなんだか垢抜けないおばかなおねーちゃんて感じだったけれど、スタイルは抜群だし、着ているものによってがらっと印象がかわる。きゅっとひとつに結んだ髪にドレス姿がとってもセレブな感じだったし、富豪のガーデンパーティに招かれた時のスカート姿は、お上品で清楚でいかにも英国の上流階級って感じ。お誕生日に小花模様にGジャン姿というのも可愛かったな。
 日本においての評価はそれほど高くなかったようだけど、なんで?
 ウディ・アレンの作品としての評価?
 誰が作ったとかなしで一映画としての評価?
 ミステリーとしての評価?
 ・・・わからないけれど、私にはとても楽しめた作品だった。

2008.1

オフィシャル・サイト
http://www.wisepolicy.com/scoop/

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魍魎の匣


魍魎の匣

133分
2007年 12月21日
監督 脚本:原田眞人
出演:堤真一 :中禅寺秋彦(京極堂) 
阿部寛 :榎木津礼二郎  
椎名桔平:関口巽
宮迫博之 :木場修太郎  
田中麗奈 :中禅寺敦子
黒木瞳 :柚木陽子  
マギー :鳥口守彦
堀部圭亮 :青木文蔵  
荒川良々:安和寅吉  
笹野高史 :今出川欣一  
大森博史 :寺田兵衛
大沢樹生 :増岡則之
右近健一:雨宮典匡
寺島咲   :柚木加菜子  
谷村美月 :楠本頼子
清水美砂 :中禅寺千鶴子
篠原涼子:関口雪絵
宮藤官九郎 :久保竣公
柄本明 :美馬坂幸四郎  他

 原作は、京極夏彦。500万部を超えるという超ベストセラー。
 キャスティングがとっても豪華な映画。
主演級の俳優陣がごっそり出てくる。黒木瞳さんがとってもきれい。田中麗奈ちゃんが可愛い。
菅藤官九郎さんがおいしい役。
大人計画の役者さんは他にも出ていて、劇団☆新感線からは、右近健一さんがこれまたおいしい役。
演劇ファンにとってそういうの密かな愉しみw

 内容については、戦争が引き起こした悲劇?たぶん本当の戦争はもっともっと地獄だったのだろうなと思う。
 要所、要所、美しい風景がたくさん出てくるのだけど、そこが日本ではなく中国なのがちょっと残念。
かつての日本はあんなに美しかったのかしら・・・
 血みどろで、謎で、私の趣味で、わくわくドキドキしたのだけれど、難を言わせていただくなら、途中から先が見えてきてしまったのと、以前こういうのみたことあるわ・・・お芝居で(実際、柄本明さん扮する美馬坂幸四郎のような博士が出てきて愛娘を生かすというお芝居)と思ったことと、エンディングの曲はいらなかったかな?(映画とは関係ない気がして、なぜ流すのかわからなかった。なんだかいかにもとってつけたような気が・・・)
 でも面白かった。観てよかった。

2007 12.26

オフィシャル・サイト
http://www.mouryou.jp/


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ブレイブワン


122分
製作国 アメリカ/オーストラリア
初公開年月 2007/10/27

監督: ニール・ジョーダン
出演: ジョディ・フォスター:エリカ・ベイン
テレンス・ハワード: ショーン・マーサー刑事
ナヴィーン・アンドリュース :デイビッド・キルマーニ
メアリー・スティーンバージェン :キャロル
ニッキー・カット :ビタール刑事
ジェーン・アダムス :ニコール

 あなたは許せますか?
 彼女の”選択”


 単純に答えて、「許せます」
 ひねって考えて、「許せるも何も・・・」

 ジョデイ・フォスターのイメージは「羊たちの沈黙」のクラレスのイメージが強い。以降、こどもを守る強い母親役。そしてこの映画は悪に立ち向かう役。
 映画のプロモーションでジョディ・フォスター来日した時出演したテレビのインタビューを見たのだけど、やはり知的だなぁーと思った。
 映画の服はあまりおしゃれではない、おしゃれに気を使わない女性って感じがしたけれど、それも彼女の魅力を惹きたてているのかも?
 知り合いの男性の中には、色っぽくない、ちっとも魅力を感じない・・・という者もいるのだけど、私は彼女が好き。
 彼女の凛とした姿と瞳が美しいと思う。

 「クライング・ゲーム」「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」を撮った監督なのね、
後で知り、あーなるほどー・・・と、納得。
これでもかというほどのヴァイオレンスシーンは「クライング・ゲーム」に通じるし、映像の美しさは「インタビュー・・」に通じると思う。
 ニューヨークは平和になったと言われているけど、この映画を観る限り恐ろしいなと思ってしまう。
実際のところはどうだかわからないけれど。
 あんなキ○ガイのいるコンビニや地下鉄なんて恐ろしくて近づけない。
 しかし、映し出されるニューヨークの街並みはとても美しい。その矛盾。

 一番印象深かったのは、エリカに助けられ、彼女の行動を全て観ていた娼婦が警察に問い詰められるも「憶えていない」というシーン。
 その前にエリカと娼婦との間にアイコンタクトでの会話があった上で、会話を交わす。
エリカのペンダントをほめ、エリカはそのペンダントを渡す。黙秘の代償として。
 その時のジョディ・フォスターの目の演技が素晴らしかった。
 薄いブルーの瞳には懇願や哀しみ、今までの胸の内の葛藤やら全てが表されていた。
 涙ものの感動。
 それと、エリカと同じアパートに住む黒人のおばさんが実にいい人。
 言葉を多く交わさなくともハートが伝わるという好人物。
 表向き、エリカは刑事によって救われたのかも、だけど、荒んだ心は彼女によって救われた気がする。
 
 「タクシー・ドライバー」で、デニーロに助けられた娼婦が今度は、ニューヨークの街を愛し「この街は俺が守る」の役になった。

2007 11

オフィシャル・サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/thebraveone/
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ナンバー23


99分
アメリカ
初公開年月 2007/11/23
監督: ジョエル・シューマカー
出演: ジム・キャリー:ウォルター・スパロウ/フィンガリング
ヴァージニア・マドセン:アガサ・スパロウ/ファブリツィア
ローガン・ラーマン :ロビン・スパロウ
ダニー・ヒューストン :アイザック・フレンチ/マイルズ・フェニックス
リン・コリンズ :ブロンドの女/ドブキンス未亡人/フィンガリングの母
ローナ・ミトラ: ローラ・トーリンズ

 それは一冊の本からはじまった

 ふと手にした殺人ミステリー小説が自分の死を予言していると思い込み、その中の“23”という数字の謎に取り憑かれてしまった男が辿る衝撃の運命を描くサスペンス・ミステリー。

 “ナンバー23”という本を、妻が主人公である夫ににプレゼントする。いかにも偶然のようなのだけれど、なんだかおかしくない?後に矛盾点がどんどん出てくる。
 それはお約束がいっぱい出てくるベタな二時間サスペンスみたい。
 じゃあどうして彼女は、彼は、あの時、こうだったの?ああだったの?
 あの時の彼らのとった行動はなんだったの?・・・etc.
 ミステリ、推理、サスペンスものは辻褄が合わないと、どうも、ね。
 伏線を張ったからには、それら全てを観る側(読む側)が最後には納得いく説明をしてほしい。これが私のミステリ、推理、サスペンスものに望むものなので、さんざんちりばめられた謎がおざなりになって終わってしまうと、絶頂感を味わえなかったエッチ・・・それまでさんざん楽しめたのに・・・みたいで、ちょっと物足りない。(誤解を招く表現、、、)
 最初は23はこんなに謎の数字・・・と例にあげられていた史実もだんだんこじつけぽくなってきて、こうした数字のレトリックなら「博士の愛した数式」の方がずっと知的だし、絶対だし、説得力がある、と思ってしまう。
 なんだか最後は平穏が訪れて終わったかのようだけれど、あの主人公や家族はその後、どうなったのだろうか?という疑問も残る。ちっともハッピーエンドではないよね?
 ジム・キャリーというとどうしても「マスク」(1994)とかリドラー(「バットマン フォーエヴァー)」(1995)とか、嘘つき(「ライアー ライアー」 (1997) などのイロモノ俳優ていうイメージが強い。
 この映画ではお笑いなしの超シリアス、これはそうしたイメージを払拭するべく作られたものかしら?

 にしても、ファムファタルのローナ・ミトラの登場シーンはベタで笑えた。80年代な雰囲気で、それが良かったわ。bitchだし。
そしてファブリツィア はとっても趣味。頭がいかれた美しい人。住んでる部屋もヘン。ああいうの好き。
 楠本まき氏の「致死量ドーリス」に似た世界。
 やっと彼女(ファブリツィア) を救えたと思った物語の主人公が、彼女の住むアパートから出たとたん、裏切られる。
あのシーンは衝撃。ふいをつかれたのでドキっとした。そばのお客さんは「きゃっ」と小さく悲鳴をあげていた。

 監督のことを調べてみたら、「バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲」 (1997) 撮ったり、「オペラ座の怪人」 (2004) では脚本も手がけていらっしゃる。
 だから何って・・・この作品、なんか、ちょっと惜しいな、と。

2007 12.4

オフィシャル・サイト
http://www.number23.jp/

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