Dazzle room -幻惑の世界とその住人たち-
映画に関するあれこれ
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プラダを着た悪魔 THE DEVIL WEARS PRADA


110分
アメリカ
初公開年月 2006/11/18
監督: デヴィッド・フランケル
出演: メリル・ストリープ /ミランダ・プリーストリー
アン・ハサウェイ/ アンドレア・サックス
エミリー・ブラント/ エミリー
スタンリー・トゥッチ/ ナイジェル
エイドリアン・グレニアー /ネイト
トレイシー・トムズ/ リリー
サイモン・ベイカー/ クリスチャン・トンプソン
リッチ・ソマー/ ダグ
ダニエル・サンジャタ/ ジェームズ・ホルト

 こんな最高の職場なら、死んでもいい!
 こんな最悪の上司の下で、死にたくない!


 プラダを着た悪魔はあまりプラダを着ていない、とは友人の弁。
それはそれはたくさんのブランドの服やバッグ、靴などが出てきてファッショナブルなのですが。
 いや、しかしたんなるシンデレラストーリーでしょ、なんて誰が言ったの?
 私は好き。
 個人的な思い入れがあって観たせいもあるけれど。
 というのは、私もかつて、雑誌社ではないけれど、そしてあんなすごい上司はいなかったけれど(違う部署にちょっと似た人がいたわ)某ブランドで働いていたことがあったから。
 今年の新作にハイヒール・・・ああ、とても懐かしい。
 女性が美しく着飾るのはあたりまえだと思っているので、華やかなのは大好き。
 お化粧が濃いのも嫌いじゃない。
 ピアス、ネックレス、ブレスレット、そのどれか一つでもつけ忘れるとなんだかその日は落ち着かなかった。
 あと、「無理難題なことを可能にしなさい、それがあなたの仕事!」みたいなのは、某社長秘書やってた時のこと思い出した。さすがに未発表の人気小説を手に入れなさい!というのはなかったけれどね。

 映画やドラマに出てくる「ださい人」は、ほんとは綺麗な人がださくしているだけなので、メイクや服装であっという間に綺麗になってしまう。
 この映画もそう。でもいいの。
 シャネルとミュウミュウの組み合わせとかドルガバとかをお上品とカジュアルの中間(どんなだ?)で着こなしているのがとても可愛かった。
 トイレにも行けないほどの厳しい状況下において、いくら社内に倉庫があったからって、どうして服やら靴やらを選ぶ時間があったのか不思議に思ったけれど、まぁそういうのもこの際、よいわ。
 アンディ(アン・ハサウェイ)には、あのままファッション誌で活躍してほしかったけれど、当初の目標目指して頑張るというのも自立した女性って感じ。
 ラフな服装に戻ってしまっても、磨かれたセンスが光っていた。
 これは、衣装さん(パトリシア・フィールド,カリスマスタイリストだそう)のセンスの良さだわね。

 悪魔のような上司でもいいの。
 だけど、どうしても気になったのは、悪魔がコートやバッグを乱暴に扱うこと。それも高価な。
 それも含めて「悪魔だから」ってことなのかなとも思うけれど、値段に関係なく、私は物やお金を投げつける人が嫌い。(あのジミー・チュウの靴もなんか粗雑に扱っていなかったかしら?)いくら高価なものを身につけていても、とても下品にみえる。
 悪魔であっても気高いんでしょ、誇り高いんでしょ、だったら、物の扱いもお上品であってほしかったなぁ。
 それと、貧乏なだけでなく心も貧しい男(アンディの彼氏)というのにも幻滅したりもしたけれど、
 それでも、この映画、好き!元気が出るから。
 誰彼かまわずおすすめはしないけれど、私を知る友人にはおすすめしてしまう。
 色々ツッコミどころは満載だけど、観てみて!とにかく元気が出るから。そしておしゃれして出かけたくなるから。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
悪魔のカリスマ編集長ミランダの10の掟
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

1.朝は一杯のスターバックスから。それは熱くてもぬるくてもいけない、必ずベストな温度で。
2.ランウェイ編集部で働く者は、太ってはいけない。デブは仕事が出来ない象徴。
3.ランチの定番はSMITH&WOLLENSKYのステーキ<私>は脂っこいのが好きなのよ!
4.足元はハイヒールが基本。フラットな靴を履くなんて、女として失格!
5.常に最高のモノに囲まれていること。それはお金を惜しんではならない。
6.24時間戦闘態勢。ケイタイには、夜中、早朝、休日いつでも出られるようにしておくこと!
7.口グセは”That's all”これが出たら、それ以上何も話してはならない。
8.家族団らんを楽しんでいる時は、声をかけてはならない。たとえ目が合っても!
9.アシスタントはみんな”エミリー”自分の名前でなくても、受け入れよ。
10.アシスタントは不可能を可能にせよ。発売前のハリー・ポッターの新作ぐらい、手に入れられるでしょ?

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
<悪魔上司>から生き残るための10の法則
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
1.<集中>.
 彼女のオフィスから目をそらさないこと。いつか、命令されるより前に行動出来るようになるはず。
2..<見た目>
 パステルカラーや10代の子が身につけるような安っぽいアクセサリーは捨てて、上質なモノトーンのスーツに、凶器になるようなハイヒールの靴をはくこと。
3.<机>
 子供っぽい飾りをデスクに置かない。積み上げた書類と、恋人のスクリーンセーバーだけで奮起すること。
4.<情報収集>
 彼女のファイル、棚、ハードドライブを探れ。そこには、あなたのキャリアアップに必要なものがあるはず。
5.<昼食>
 忘れなさい。10年間は、昼休みは取らない覚悟せよ。
6.<呼吸>
 吸って〜、吐いて〜。
 吸って〜、吐いて〜。
 吸って〜、吐いて〜。
 吸って〜、吐いて〜。
 脳への酸素は元気の素。
7.<信念>
 「これは夢のためのチャンス!」と、すべての持ち物にメモを貼り、歯をくいしばり、何度も繰り返すこと。
8.<就業時間>
 どうしようもなく長いことを覚悟すべし。
9.<下端の仕事>
 デスクに隠してあるお菓子を食べ、水を補給し、将来の夢、理想の仕事、広いマンション、すてきな別荘やブラット・ピットの裸を想像して、自分を慰める。
10.<復讐>
 今、思いっきり働いておけば、ある日、仕事のできる悪魔のような女になれる。それが、たったひとつの慰めと知る。

オフィシャル・サイト
http://movies.foxjapan.com/devilwearsprada/

JUGEMテーマ:映画
洋画 * comments(0) * trackbacks(0) * かんな・Lacey
ダ・ヴィンチ・コード


2005年 アメリカ
監督:ロン・ハワード
出演:トム・ハンクス
   オドレイ・トトゥ
   イアン・マッケラン
   ジャン・レノ

 手短に?言うなら、
 シラスに笑えた。
 あのキ○ガイ的な忠誠心、宗教心、マゾヒスティックさ、最高ー!
 青池保子さんのイブの息子達に出てきそう?!
 視覚的には、ブレード・ランナーのアンドロイドを思い出した。

 途中までは、サー・リーのようなお友達がいたらいいなぁーなんて思って観てた。自家用機で国外脱出って楽しい〜!!
---------------------------------
 昨年からものすごい宣伝と話題だったにもかかわらず、封切り後の評判がいまいち・・・(とはいえ、上映一時間前から並ばなくては観れないほどだから、やはり皆なんだかんだ言ったって観たいんじゃないのか・・・)

 期待しないで観賞に臨んだ分、ワタクシ的には満足です。

 謎解き、謎解き・・・

 提示されるキーワードやらコード、次々に変わる場面、英語、フランス語がいりまじる会話、少しわかるフランス語の単語が出て喜びながらも字幕が変わるは・・・途中、一体、この人たちは、今、何を追ってるんだっけ??と、わからなくなってしまい、己の頭の回転の鈍さに呆れ・・・せめて英会話部分だけでも字幕追わずに観れたなら・・・(細かいところは見ないとわからない)

 キリスト教史に美術史・・・おおいに興味のあるところ、でも専門に深く学んでいない(特に宗教)のが残念ちゃー残念。
 教授(人)によっておーいに異なるところでもあるし・・・異教やら秘密結社やらは渋沢龍彦氏に、イタリア関連は「ハンニバル」に、通じるところがあってやはり個人の趣味的にはマル(^^)w

 ただ、カンヌでの大ブーイング、わかるわぁ
宗教についてはかるがるしく口にしてはいけないけれど、と前置きして・・・
大昔から宗教戦争があるし、その裏には、ほーんといろいろいろいろあったわけで・・・そのいろいろいろいろ・・・がこの映画には散りばめられているわけで・・・やっぱ面白いよ、
ね、どこがいけなかったの?(そりゃあつつけば色々あるけど・笑)
洋画 * comments(0) * trackbacks(0) * かんな・Lacey
プロデューサーズ


2005年
アメリカ
監督:スーザン・ストローマン
出演:ネイサン・レイン
   マシュー・ブロデリック
   ユマ・サーマン
   ゲイリー・ビーチ
   ウィル・フェレル

ブロードウェイミュージカルの傑作。
(過去のリメイク?1960年代の上演?上映?作品のDVDがあったようだけど、
詳しいことは知らないけど、その時の脚本がえーと・・・有名な人、忘れた(^^;)

 うーん、面白かった。
これ、生のミュージカル観れたら最高だろうなぁ!!
ダンスシーンは圧巻!!
感動して涙が出てしまった。
ぜーんぜん泣くシーンじゃないの、泣いてたの私だけかも・・・
恥ずかしかった、、、

ユマ・サーマンて、顔と名前は知っているけど、出演作を観たことないの、
すごい大女なのね?!
周囲の男性が小さいから?特にそう思えたのかしら、
ナイスバディで美しいんだけど、なんか、ゲイボーイみたいと思った。
中世的で男か女かわからないの。

いろいろ・・・
個人的に愉しめたのは、
ゲイは、紫を好むのね てゆーか ゲイ=紫 は本当なのね?
テレタビーズの一人(ティプシーだったか)が紫色で、
あれはゲイなのよ!!とアメリカの敬謙なクリスチャンであるおばあちゃまが怒っていたの。しかもイギリスの番組であることにも。
私の頭の中では、うんうん・・・って一致した。
 しかもこの映画の中にも、イギリスをすごく軽蔑したように言うシーンがあった。クィーンズ・イングリッシュをすごくわざとらしく発音して。
 私たち(たち、と言っていいのかな、私、かな)がよく耳にするのはアメリカンイングリッユ=米語。慣れてるせいかむしろ、英語(クイーンズイングリッュ)よりも聞きやすい。
 だけど、イギリス人は当然自分達の発音が正しいと思っていて、アメリカの発音は認めない、アメリカ人にしたらその逆。
 アメリカにないのは、ヨーロッパのような歴史。
 だからかとってもそこらへんアメリカのコンプレックスが出ているように思った。
イントネーションの違いとかね、
訳でてんてんついてた。
ネィティヴじゃないから、その違いが聞き取れなくて残念!!
わかったら、もっと笑えただろうに。

 ナチス、ヒトラーに傾倒する人、あの人の出現は「変態村」かと思った。
「変態村」にいそうなキャラ。

あと、レオ、あの人、高機能自閉症よねぇ・・ちゃんと計算もできるし、知的障害はないけれど、こどもの頃からのブランケットが離せない、パニックになりヒステリックにわめく・・・
ごく普通に”個性的な人、さすがアメリカだと思った。

「セールスマンの凍死」笑えた。

 それからそれから・・・
エンドロール後のお楽しみ、
ああでなくっちゃね!
「裸の銃を持つ男」も「ピンクフラミンゴ」そうだったけど、最後の最後までちゃんと観なくっちゃ!!

あっと、いっこ覚えたわ、
”seacret desire”

やはり訳は戸田奈津子さんであったか・・・
さすがだわ!!
洋画 * comments(0) * trackbacks(0) * かんな・Lacey
Calvaire-変態村-


http://www.hentai-mura.com/

公開日:2006年3月18日
製作国:フランス=ベルギー=ルクセンブルク/
製作年:2004年
配給会社:トルネードフィルム
監督・脚本:ファブリス・ドゥ・ヴェルツ
出演: ローラン・リュカ
   ジャッキー・ベロワイエ
   フィリップ・ナオン
   ブリジット・ラーエ


観てきました。
 思うままに、感想など書き並べてみます。


ネタバレバレなので、
これから観に行かれる方は、観た後読んでね。






 こわい、というよりも、寒そうで、痛そうで、キモチワルイ・・・
変態村 というよりも 狂人村
(でも、狂人 って言葉が使えなかったのかしら??)
そして、謎・・・


 こわかったり痛そうだったりする映画は平気なのだが、ヴァイオレンスは苦手。
とりわけ性的暴力なものはNG・・・(だから「パルプフィクション」とか「マッドマックス」だとか、映画全体としては面白いと思うのだけど、そのシーンばかりがしっかり残ってしまってイヤ・・・。「オールナイトロング」なんて、だから、最初から観れないし・・・)
 気持ち悪いシーンは映画予告で観て、おおよその検討がついていたから(ビンゴ!)覚悟はしていたのだけど・・・
 でも、お化け屋敷と同じ、こわいものみたさ。
ラストが気になるじゃない?・・・で、観にいったわけ・・・

特に、こわかったのは、不協和音なピアノ演奏にトランス状態のようになって、盛り上がる人々。
でも、そのうち「お化けの救急車〜」ってお笑いのネタのようだ、なんて思ってしまって、笑うシーンではないと思うけど、おかしくなってしまった。

お約束のように最初に複線はられてるのはわざと?サービス?
車のエンジンがかかりにくい、いかにも壊れそう・・・
恐怖はきまって、雨の晩・・・


謎1 村には女性が一人もいない
謎2 老人ホームには男性が一人もいない
謎3 マルク(主人公)と同じ赤いジャンパーを着たこどもたちが出てくるシーン、  あれは?

謎1,2は、何か意味がありそうな感じ。

むしろ、エピソード1とでもいうのか、それ以前の、
なぜ村人たちがこうなってしまったのか・・などが知りたいと思った。

気になったのは、
主人公。
彼がどういう人なのか、あまり描写されてないように思った(あえて?)。
 あの人、実は一番人間的ではないように思った。冷たい人。愛がない。
周囲の人たちは素直にアプローチしてるのに、全部受身。
で、むしろ迷惑そう。
 美青年ということだけど、私のタイプじゃなくて良かった。
自分のタイプの美青年がいたぶられてるのみるのは、たえられないから。


☆みてわかったこと
映画予告みた時、なぜこの人スカートはいてるんだろう?
パンクバンドの人?モヒカンみたいだし・・・
って、思ったの、納得。


☆ラストは・・・
エンドロールが出てもお客さんたちは誰も席を立たなくて
(おそらく、まだこの先あるだろう・・・という思いから)
そして、ああ、これがおそらくラスト・・・
と思われたところで、皆が席を立った・・・
うーん・・・・

どこかに
大人の寓話 と書いてあったわ、
その通りだと思う。

☆推測
はりつけになってたミイラ、
あれがグロリアなのでは?

☆「この映画を一言で言ってみよう」
人に冷たくすると、こういうめにあう、というお話?
洋画 * comments(0) * trackbacks(2) * かんな・Lacey
フライトプラン


昨年、TVCMを観て大いに期待して観にいった映画が「ええーっ?!」の大ブーイングだったのだが、どうもそれとかぶってしまう。
 だってどちらの女優も「羊たちの沈黙」の主演だは、こどもを失った母親役だは、奇怪な事件にまきこまれるは・・・ 
 なので、途中まではうーん、どうだろう・・・と一抹の不安もよぎったものの、後半の追い込みったら!!
ハラハラドキドキ、そして感動で涙すら出ちゃったわ(笑)

 丸腰で銃を持った人間に立ち向かえる女性ったら、ジョディ・フォスターだけだわ!!(そしてシガニー・ウィーバー以外でエイリアンに勝てるのもね)
 ミラ・ジョボヴィッチもアンジェリーナ・ジョリーも戦う女だけど、シュワルツネッカーやブルース・ウィリスが不死身なように説得力があるのは絶対、彼女。
 実生活でも高いIQと聞いているし、母親だし・・・知的で美しい。
 年齢よりも老けてみえると感じたけれども、それもナチュラルでよし。年なのにしわがない方がおかしいわよね。

 重箱の隅つついたら言いたいことはあるけれど、それも良し。
 ちまたの評判はいまひとつ?のようですが、期待しないで観にいったからか、私は満足しました。
洋画 * comments(0) * trackbacks(2) * かんな・Lacey
TABOO THE BOY GEORGE MUSICAL


2003年 イギリス ミュージカル
 「タブー・ミュージカル」
映像スタッフエースズ・ワイルド製作
監督:マイク・ニコルズ
制作:ナイジェル・アスキュー
編集:エヴァン・マニファットリ
DVDデザイン/著作:ジェイク・ピアーズ
    ボーイ・ジョージ ユアン・モートン
    フィリップ・サロン ポール・ベイカー 他
作詞・作曲 ボーイ・ジョージ
作:マーク・デイヴィス
舞台デザイン:ティム・グッドチャイルド
衣装:マーク・デイヴィス

”「ロッキー・ホラーショー」よりも華やかでシニカル「ヘドウィグ&アングリーインチ」よりもクールで切ない・・”
ハードルあげすぎてない?大風呂敷広げてやしない?
ペンシルバニアンやらヘドウィグやらの熱狂的なファンを敵にまわすようなキャッチコピーだ・・・なんて思いながらも、なんだかぐっとくる。 ああ、きっととてつもなくせつないんだわ・・・だって”ボーイ・ジョージの半生と共に綴られる””
儚くもグラマラスだった80年代” ”ロンドン、ニューロマンティックへのオマージュ”
 実際に観てみたら、もうそれだけで、この映画(ミュージカル)全てを語られてしまった。
 時代のアダ花。
 泡のように消えていった・・・
 ドラァグクィーンたちの猥雑なきらびやかさ、懐かしいファッション・・・
そして、ヒット曲の数々・・・。
 友人が、ボーイ・ジョージがヘロイン所持で逮捕され連行された時のニュースだか映像だかを観たそうだけど、メイクもしてないし、ぶくぶくに太っていて、かつての姿はみる影もなかった、と言っていた。
 映画を観たら、スキンヘッドに近いほど髪の短いボーイ・ジョージがいて、
その人が「カルチャークラブ」時代の髪型とコスチュームでヒットナンバーを歌った時には、
きゃー!こういうかつらと衣装つければ今でも全然OKじゃない!!なんて思ったら、
違うのよね、ユアン・モートンという役者さんが演じていたのだった。
 前フリなしで観たかったので、情報はあえて見ざる聞かざるでいた。
でも、家出した青年が主人公で、ボーイ・ジョージ役の人がいて、ボーイ・ジョージ自らも他の役で出演・・・
それだけは頭に入っていたのだけど、そんなの忘れるほど、若かりし頃のボーイ・ジョージにそっくりで歌もうまい!!びっくりよ!!(最も出演者皆、あたりまえのように歌がうまいのだけど)
 ご本人であるボーイ・ジョージは、敬愛するというリー・バウリーを演じていた。
 この方、カリスマアーティストだったらしいけど、若くしてなくなってしまっているの。末路のシーン、なんかちょっと、「ノミ・ソング」を思い出しちゃったわ・・・。
 最初はボーイ・ジョージが自分の役とこの役と二役演じてるのかしら??と思ったけど、
衣装の早代わりは出来ても、絶対早くは出来ないメイクだし、リー・バウアーのメイクとったら本当に誰だかわかんない感じで、ああ・・・と悲しくなっちゃったけど、ボーイ・ジョージは元気で生きていてよかったと思った。
 ミュージカルショウをそのままフィルムに収めたこの作品、
 幕間にポール・ベイカー扮するフィリップ・サロンが会場のお客様いじりをする
。わりと長い時間、お客様たちを決してあきさせないし、現実の世界に戻らせない。この映画を観ている私もそう。
 どこから出てくるの?と呆れ驚く毒舌やらブラックジョークやらの連発。すごい!!
 これだけのトークできる人、日本にはいないんじゃないかしら?(この役で、イギリスで最も権威ある賞、ローレンス・オリヴィエ賞の最優秀助演男優賞に輝いたそう)
 お客様たちも素敵な方々ばかり。
 若い人たちからお年を召した方まで、男性女性いろいろ・・・で誰もが”ミュージカル”を愛して観に来ているのね、って感じ。毒舌にも怒らないし。(ちゃんと空気読めてるし)
 舞台の俳優が歌い上げたところで、われんばかりの拍手。
 家出してロンドンへ来た主人公のお父さんというのがとても頑固な人で、やがてお母さんも家出するのだけど、そのお母さんのもとにお父さんが怒ってやってくる。
 お母さんはそこでブチギレて、今までの不平、不満をいっきにまくしたてる。そこでお客様たちが拍手。「衝撃的ね!」なんて客席からの声もしっかり字幕になっていて、それをまたフィルムで見ている私もとっても楽しかった。
 毒舌、ブラックジョークの連発といえば、全編、そんなのばかり!そして卑猥な言葉。
 絶対、日本では言わないよなーこんな言葉、(どっかでは言うかも?)少なくとも、自分や自分の周囲見回してみてもそーゆー人は見当たらない。もちろんイギリスでも言わないだろう、けど、言うんだ、きっと!!
 卑猥な言葉は言わなくとも、笑えない冗談というの、イギリス人は得意だもの。 でもそれが小気味いい。 美しく着飾った”世界のはずれ者”たちが吐くからこそキマってる。 そこがとてもせつなかったりもした。
 プログラム買ったけど、スティーヴ・ストレンジやマリリン、おかあさん役の役者のことが出てなくて残念。
 おかあさん役の人、家にいたときは地味なおかあさんだったけど、ロンドンに出てきて仕事はじめたらすごく美しくなっちゃって、とてもよかったわ。子どもを思う優しい母親像もすごくよかったし。
 スティーヴ・ストレンジはもしや本人???なんて思ってしまった。(本人だったら、ああ・・・時は残酷)
 この映画を観て、あらためて、私はミュージカルは嫌いじゃないんだなと思った。(どうしても理解できないのは、映画「ウエストサイドストーリー」の格闘シーンだけで・・・)
 ああ、これ、生で観てみたい。
かつてロッキーホラーショーが日本に来た(らしい)ように、オリジナルメンバーで、観たい!!日本上陸してー!!(台詞が・・・細かいニュアンスが・・・超毒舌ジョークが・・・聞き取れないけど・・・)
 そうそう。
 「カーマはきまぐれ」のカーマって、女の人の名前ではなかったのね。 カーマ=カルマ=業。それと女の人の名前をかけてるのかもしれないけど、ゲイだったら女性はそこにはないわね・・・
http://www.wisepolicy.com/taboo/
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